京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

[No.2950] 大峰 八経ヶ岳周辺 (弁天の森、一ノ垰、行者還岳)

久し振りに夜中満点の星空を見る、4時過ぎに起き簡単な朝食を食べ身支度をする。コンパスを合わせ少し薄暗い中を歩く。

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大峰 八経ヶ岳

[No.2950]2009年8月14日(金)~16日(日)

大峰 八経ヶ岳周辺

(弁天の森、一ノ垰、行者還岳)

メンバー CL山本夏雄、増本一郎

【記録】 8期:山本夏雄

14日(金) 晴れ

増本さん宅に車で行き。車を変えて171号線から高速に入り近畿自動車道から阪奈自動車道を経由して169号線に出て309号線に入るナビのおかげで快適に走り。行者還トンネルの西口に4時間ほどで着く。標高1、100Mで快適な温度で車の中で座席を倒しそのままで寝る。

15日(土) 晴れ 

コースタイム 

トンネル西口5:00~稜線出合6:15~行者還小屋8:20~行者還岳8:45~行者還小屋9:20~出合11:25~理源大師像12:32~弥山小屋

13:45

 久し振りに夜中満点の星空を見る、4時過ぎに起き簡単な朝食を食べ身支度をする。コンパスを合わせ少し薄暗い中を歩く。橋を渡り谷側の道を歩くが30分ほどで道が不鮮明で。荷物を置き空身で偵察して2Mぐらいの幅のしっかりした道を見つける。増本さんの希望でしたが谷道は少し危険でした判断は正解だと思う。

 30分ほどで稜線の出合にでる立派な石の道標でプレイトが嵌め込んであった。コースタイムより長くかかっている。行者還小屋にコースをとる一ノ垰で読図で行者還東口の道を確認。携帯を出し電話がかかるか?試みるがAU、ドコモも駄目でした。

 避難小屋を過ぎ少しのところでホトトギスマムシソウなど見つけるが花は少ない。道はよく踏み固められた歩きやすい道でした。10Mぐらいの「こぶ」を5つほど越し天川辻に出るここも大川口に下降するテープが有り確認する。5分ほどで行者還小屋に着く。少し休みピークの道にコンパスが見えてくる。しっかりしているので快適に登ると少し左に道が湾曲している地図とも合致しているのを確認して先を急ぐ。行者還岳のピークは三角点があるが稜線から250M西にある2,5万分の一の地図は県境の点線で少しここは「昭文社」の地図の方が正確に表現されていたがどうもコースタイムより30パーセントほど長くかかっている。ピークを取に行く80Mほど奥で荷物をデポ。シャクナゲの木をくぐり三角点を見つけるが写真を撮るのを忘れる。早々に稜線に戻り行者還小屋に戻る小屋で写真を撮る。小屋はロッジ風の綺麗な小屋でした。

 登山者2,3人に会うがお盆の割りに人は少ない。来た道を歩き出合いに戻る。ここで10分ぐらい休み読図をしてコースタイムを見るが30分ほど多くかかっているどうもコースタイムは辛い。

 歩きやすい道でシロヤシロの木を見て「弁天の森」を過ぎ青銅の理源大師像に出てお参りする。先は読図では400Mの登りで覚悟する。

 天気は曇るが雨は来ない。増本さんトップで歩く少し登るとつづれ道で4回ほどターンすると木の階段がでてきた。息が切れてくるので一回小休止して呼吸を整える汗が吹き出てくる。山本がトップで歩き出し高度計を見るがまだ高度100Mほど登なければならない今回の山のメインだった。やっとの思いで小屋が見えてくる。小屋に出るがコバイケソウ?が半分枯れている葉でコバイケソウと思うが小屋の人に聞くと正解でした。汗を引かせ小屋に泊まる宿帳に名前を書くこの小屋は事前に予約が必要です。食堂でビールを飲む夕食は6時からなので少し寝て近くの神社に参りに行き。携帯のテストをするが2人とも通じない。無線で145MHzと430MHzでCQを出すが「感度なし」この山で何か有ると小屋に行き連絡を取る以外方法が無さそうです。

 それだけに山深いのだと感じる。5時に夕食を頂き少し喋り寝不足なので布団に入る大きな部屋で5人で有々事的に寝る。「オヤスミナサイ」

 

16日(日) 晴れ

コースタイム 弥山小屋5:00~八経ヶ岳5:32着35出~弥山小屋

5:55~理源大師像7:10~稜線出合8:20~行者還西口9:30

京都13:45

 

4時に起き外で湯を沸かし朝食を作る。朝食は弁当にして貰う増本さんも起きてくる。軽い体操をしてシルバーコンパスを八経ヶ岳に合わせ歩き出すが昨日9時間の行動で少し膝が硬い20分ほどで慣れてくる。

 途中オオヤマレンゲの保護の柵が有り手で開けて歩く花は7月だそうです。見たいものです。30分ほどでピークに着く写真を撮る「八経ヶ岳」は百名山の一つです。天気は高曇り空気は心地良い。小屋に帰りトリカブトの花を撮る。スギコゲが絨毯のように広がり綺麗でした。

 小屋でコーヒを飲み小屋にお別れをして来た道の木の階段を快適に降る途中若い4人の男子の縦走組みに会う。稜線出合に着き休憩して来た道を下降喋りながら歩いたのか思ったより早く下山できた。橋の手前の1470Mの稜線に出る登り口を確認して車に再会した。汗を拭き京都に向かう途中昼食を頂き。高速を快適に走り京都の増本さん宅に無事帰還することが出来た。