京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

[No.3173]愛宕 初詣登山と水尾の里新年会 RDBの会 34回

 大杉谷をゆっくり登り、月輪寺から登って来る道と出会う辺りでアイゼンを付けました。ここまでは雪もなく、一面の銀世界を期待していた私はちょっと拍子抜けした感じでした。愛宕神社にお参りし、昨年無事に過ごせたことへのお礼と、今年一年の安全登山を祈願しました。

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[No.3173]愛宕 初詣登山と水尾の里新年会 RDBの会 34回

 40期 西田和美

【日時】平成24年1月15日(日)

【天候】晴れ時々曇り

【行程】清滝09:40→大杉谷登山口→10:00→愛宕神社12:30→水尾つじの家13:40

【参加者】山本憲彦L、山本夏雄、小西春代、安井一枝、岩坂弘、谷由美子(非会員)、西田和美

【記録・感想】

 大杉谷をゆっくり登り、月輪寺から登って来る道と出会う辺りでアイゼンを付けました。ここまでは雪もなく、一面の銀世界を期待していた私はちょっと拍子抜けした感じでした。愛宕神社にお参りし、昨年無事に過ごせたことへのお礼と、今年一年の安全登山を祈願しました。

 初めて雪の愛宕に登ったのは、荒木さんの愛宕初詣例会に参加したときでした。自然保護委員に勧誘してくださった大杉さんも一緒でした。それからは、荒木さんを見習って毎年愛宕に初詣登山するようになりました。これからも、元気で山に登っている証として、愛宕への初詣を続けていきたいと思います。

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【感想】54期 岩坂 弘

関西の山はあまり知りませんが、愛宕山は2回登っています。でも、雪の季節は初めてでした。雪山はやはり美しく、一段と気分も爽快でした。想像より遥かに登山者が多く、驚きました。火の神様なので、帰りにはお札を戴いて下りました。歳が明けて初めての顔あわせなので、例年通りの事らしいのですが、下山後に地鶏のすき焼きで乾杯をさせて頂きました。今年も又1年、楽しいハイキングにご一緒させて頂けます様に、お祈りして帰った山行でした。

【感想】14期 安井一枝

 以前オオワシオジロワシ、ユキホオジロ目当ての春国岱の雪道ですべって転んで尾てい骨骨折をしたことがあるので、愛宕山の凍った階段が恐ろしく、RDBの新年会をパスしていました。昨年の夏赤岳の雪渓をドキドキしながら下って軽アイゼンの必要性を痛感したこともあり、例会に参加しました。「6本爪の方が良い」「雪面に平行に」「がに股歩きで」と教えていただき、装着方法と共に使い方も習得できました。ありがとうございました。山頂付近の雪景色はブラボー! 特に樹木についた雪の美しいこと。「えびのしっぽ」は秋田駒ヶ岳のと比べるとミニサイズでした。雪上車で八合目、スノーシュー阿弥陀池まで行き(積雪のため阿弥陀池避難小屋へは2階から出入りしました)、そこからソリでたざわ湖スキー場ゲレンデ下まですべりおりた、秋田駒ヶ岳での楽しくスリル満点だった1日を思い出しました。

【感想と反省】6期 小西 春代

3年ぶりの雪山で心わくわくそれにゆず湯まで。自分の足に自信もないのに参加をしました。

大杉谷は何回登ったかわからないぐらい歩きなれた道です。雪の付き具合も少なく時間さえかければ皆が登れるルートです。

私のペースにあわせていただき皆さんには頼りなかったのでは。でも私は皆さんとご一緒させていただき雪の愛宕山にお参りできたこと心から感謝してます。ありがとうございました。

反省点

アイゼンの扱いについて。家で袋から出して確認をしていったにもかかわらず装着に時間がかかりすぎました。

天気が穏やかで苦にならない程度でしたが、天気が悪く雪が降っていたり風が強かったら時間をかけることはできません。

装備を持っていてもそれを使いこなすスベを身につけなくてはと反省しました。

【感想】8期 山本夏雄

愛宕山」それは私にとってよく登っている山です、「火」の神さんです たまに仕事で「火」を使いますので一年に何回か?登っていますが皆さんと登るのは一年振りです、頂上は-2度で例年より暖かい様に感じました

先輩諸氏と久し振りで登れました、下山の新年の宴会も楽しく、飛び込みで参加でしたが了承してくれました

リーダーに感謝します、またメンバーの皆さんご一緒に山に行けた時は宜しくお願いします

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【感想】44期 山本憲彦

 早いもので、今年で愛宕山初詣・水尾での7回目の新年会の行事として、そして、RDBの例会としても通しで34回目となり、感懐もひとしおでした。

 楽しい山の会も人数が増え、歴史もできていくと、ルールやモラルが必要になっていきます。本会もそうで、現在は、若い人たちも活発に動いてくれるおかげで、他会からもうらやまれる存在になりつつあります。しかし、一方で、初期の会員の出る機会が少なくなっているのはいなめません。RDBの会はその数少ない機会の一つになればと思って、できるだけ続けようと思っています。

 愛宕山はご存じの通り、京都の岳人ばかりでなく近畿一円の岳人やお参りの人たちにとっては大切な山になっています。京都駅から公共交通機関で1時間以内で登山口まで行ける1000mクラスの山がないからですね。それに登山口から頂上までの標高差や登山道の傾斜度などから特に岳人にはボッカのメッカとなっています。昭和40年代はまだ登山口から軽アイゼンが必要な時期がありましたから、表参道をアイトレなどにも使った事があります。その愛宕神社に初詣例会を本会でもしていたと、RDBのSL西田さんが本記録に書かれていますが、その大杉さんもつい先日なくなられました。残念です。それを知らなかった私は例会当日なぜか後から誰かが付いてくるような錯覚を感じていたのですが、その訳が分かりました。

 浩史例会が個人山行になっていますが、今回も彼は個人山行として参加者とともに、私たちのRDBの会の例会に参加してくれました。おかげで楽しいにぎやかな新年会になりました。

 帰りには恒例の女将からのおみやげとして、ユズをみなさんにもらいました。いつも思いますが、年初に、愛宕神社にお参りして、つじのやのユズ風呂に入って、トリスキを食べるという恒例の例会のおかげで毎年無事に山に入って帰ってこられているのかな?と思います。

 できるだけ続けていきたい例会です。皆さんもどうか来年も引き続き、また、新しく本会に入られたメンバーのみなさんもぜひ来年のこの例会にはご参加下さい。一年の山行の無事をいただけます。鬼とともにお待ちしています。