京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No. 3701 夜間登山と大文字山ビバーク

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【メンバー】L長野浩三,AT,TH,土井司,TS,ふじわら(会員外)

【タイム】2017年12月2日21時 銀閣寺集合~21時40分 大文字山三角点・ビバーク

12月3日7時30分 三角点~8時 銀閣

【天候】晴れ

【記録&感想】46期 長野浩三

 恒例の大文字ビバーク例会だが,銀閣寺から40分ほどで三角点に到着。

 テントを立てて,鍋宴会。ビール,日本酒,焼酎お湯割りで1時ころまで宴会をした。夜景はほんとにキレイだった。

 風はそんなにないが気温は低く,朝方は氷点下になっていたのではと思う。

 比留間さんはシュラフのみの露天ビバーク,あとの人はテントでの普通のテント泊となった。だんだん緩くなっていっている。

 次回以降も宴会+テントもありなので,ビバーク,夜景,鍋宴会に興味のある方は是非どうぞ。

 

【感想】51期 AT

例会前日の夜、眠っていたところ枕元にご先祖様が立たれ

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「明日は念のため厚着をして出かける様にせよ」

「念のため寝袋など持ち歩く様にせよ」

「酒を持ち歩く様に。日本酒がもっともよい。」

という旨のことを、夢の中でこと細かに私に指示された。

そこで翌日は、半信半疑ながらもご先祖様の伝言の通りにして大文字山へ出かけたところ、運悪く大文字山で一夜を明かすことになり、ご先祖様の助言のおかげでなんとか事なきを得た次第である。

また、居合わせた皆さんがたまたま鍋や食材を持っているということで、たまたまカバンに入っていた王将の割り箸で無事に食することが出来、おかげさまで飢えることも無く一夜を過ごすことが出来た。

 

遭難したとき毎回このようにうまくいくとは限らないので、今後は充分に気を引き締めていきたい。

 

 

【感想】57期 TH

ビバーク実験も今回で3回目。

気温や風によって状況は変わる。

今回は翌朝最低気温0度と過去最低気温。しかし風はなく、前回より寒さはましだった。

装備は先輩方に背中を押される形で、今回はシェラフだけ。といっても、ダウンジャケットは着てたけど。長野さんが振る舞ってくれる鍋はやはり旨い。寝るときはひとりでシェラフ。今回はツェルトもテントもない。少し感傷に浸る。『枯れ葉の上に敷いたシュラフにもぐり、木を背にもたれる。目の前に広がる京都の夜景。見上げるとおぼろ月がきれいだった。初めてシュラフで夜を明かす。屋根のない夜もたまにはいいものだと思った。

 

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【感想】56期土井司

 当初の意気込みでは日帰り山行でアクシデントに遭遇しビバークになったとの想定でトレッキングポールを利用したツェルト設置にて一夜を過ごそうと思っていたがテントが設営されたのを見てあっさり心変わり。後は京都の夜景を見ながらの鍋宴会に心酔。長野リーダー、素敵な企画及びおいしい鍋の用意&料理ありがとうございました。

比留間さんの初志貫徹、立派です。還暦を迎えた者にとって無理は禁物。ビバーク体験は暖かくなってからにしよう。

 

【感想】59期 TS

去年の初めてのビバーク例会は、寒くないか、体調を崩さないか等、山のような心配をした。シュラフなんてどれくらい温かいかも判っていなかった。

今回は2回目であり、1年余りの経験と慣れのおかげで、緊張はなかった。鍋宴会を楽しみ、焼酎お湯割りを美味しく頂いた。夜景も綺麗だった。ぐっすり眠れた。

緊張どころか、緩み過ぎだった。経験の割に装備は洗練されず、相変わらずの重装備だったことを反省している。

軽量化と「本当にビバークできること」を目標にしよう。

 

【感想】ペンネーム ふじわら(会員外)

外岩初段を落としてからというもの、すっかり岩登りに情熱が薄れていたので、次はキャンパーになろうと道具を揃えていて、先日テントを購入したところ長野さんから今回のお誘いをいただきました。 過去の例会の報告を見るととても厳しそうだったのと、愛宕山の千日参りを途中敗退したトラウマもあるので辞退しようとも思ったのですが、比留間さんがハーネスだけで寝るかもしれないと言うので参加させていただきました。山登り自体はとても厳しく途中で遭難しそうになりましたが、なんとか登頂する事が出来、頂上は風もなく、夜景も綺麗でとても素敵でした。 東北育ちでボリビアの標高3000あたりで屋根が壊れたバスで一晩外(バス)で死ぬ思いをした事のある私にとっては、この日はまぁちょっと寒いぐらいのものでしたが、山岳会の皆様の重装備にはびっくりしました。この気温でテント泊する僕を見ても、ボリビアのアミーゴ達は、まだアミーゴって呼んでくれるだろうか、そんな事を思った夜でした。まぁでも寒かったです。 比留間さんは一人外で、地球が俺のベットだと息巻いて寝袋で寝てましたが、朝に確認しに行ったら木を背もたれに暖かそうなものを飲んでいて、地球が棺桶にならなくて良かったなぁと思いました。 ありがとうございました。

 

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