京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.2696 アイゼントレ:金毘羅

【日程】2005年4月29日(金)
【参加者】2名
【内容】 アイゼントレ、懸垂下降、ボルト打ち
【感想】46期 K.N.
5月1日からの西穂~奥穂縦走の最終トレーニングとしてYリーダーと金毘羅へ行ってきました。
 まずは,アイゼン,手袋で北尾根をY懸の頭まで。北尾根では何カ所からトップで登らせてもらった。やはり,セカンドとは緊張感が違う。アイゼンが若干滑るとひやっとする。Y懸の頭では懸垂下降のトレーニングをした。ロープを結束して,こぶがある場合に予めこぶの下に8環をセットしておくやり方を試したが,結論的には,肩がらみの方がいいようだ。肩がらみも,「跨いで,ロープを前に持ってきて,逆の肩から後ろに回す」とうい手順を以前覚えたはずなのに忘れていた。やはり反復練習が大事だ。
 今回はボルト打ちもやるということで,ロッジでジャンピング,ボルトハーケンも購入してきた。1本うつのに10分くらいかかる。また,打ち始め最初の「決め」が非常に重要だった。ハンマーを扱わせたら日本でも有数の腕と思われるLと違い,パソコンばっかりうっている私には,ハンマーの軌道が一定しない。これも練習が必要だ。
 Y懸の頭では,48期(?)の新人さんにも会った。山乞食さんなのですが,48期だとすると( )の会の参加資格もあるんですね。楽しみにしています。ボルトの練習をしていると,山乞食さんからも指導をいただいた。
 その後,Y懸の頭から一般道へ登り,あまり登られていない岩場でもう一本トップで登った。結構やばいな~と思う箇所もあったが,何とか落ちずに登れた。フラットシューズとは違ってアイゼンだと結構ふくらはぎが疲れるな~。
 Yリーダーには,いろんなことを教わってほんとに感謝です。穂高,夏のヨーロッパアルプスもご一緒させていただく予定ですが,ますます実力をつけて足手まといにならないようがんばります。