〔個人山行〕 パルチャモ(6,273m)登頂報告(10)
4月30日 モンジョ~ルクラ
8:00 モンジョ発、 14:30 ルクラ着
ルクラでは往路のロッジに泊まった。ルクラを写真で紹介してみたい。
カーペットを洗っている娘たち
ルクラで出合った小学生の兄弟
店番の子供
私の1ヶ月に渡るたびも終わりに近づいた。ここで食べ物その他について書いておく。
ネパールでの食べ物事情
ロッジで移動中の3食は全員で以下のようなものを数点注文し、シェアーして食べていた。美味しいと思うものは少なかった。
①カリー(ベジタブル、チキン、マトンなど)、②モモ(ネパール風餃子)、③ナン、④チャパテイ、⑤食パン(硬い)、⑥うどん(乾麺)、⑦スパゲテイ、⑧焼そば(フライドヌードル)、⑨焼き飯(フライドライス)、⑩ジャガイモ(ボイルド、フライド)⑪ピザ
副食としては①野菜煮、②オムレツ、③ゆで卵、④目玉焼き、
ベジタブルスープもよくオーダーしたが後半は日本から持参した味噌汁、スープを多用した。
移動中の飲み物
3食ともお茶はつき物である。3種あり①ミルクテイー、②レモンテイー、③ブラックテイー(これは何も入れない紅茶)。ホットレモン、ビール、ウイスキーなど。
チャチャンペンバ
チャ:チベットのバター茶、チャン:米から作ったお酒(日本酒に近い)、
お茶と酒を一緒に飲むことは最高の喜びと云うチベットの言葉で、同行したシェルパ頭に尋ねてみると全くそのとおりの訳で良いとのことであった。
チベットの地酒としては前に紹介したトンバ(粟より作る)とチャンとロキシー(チャンを蒸留したもの)がある。旅行者はあまり口にしないがシェルパやポーターはこれを好んでいる(値段も安い)ようである。
前後してパルチャモに入った人達は?
①我々より先行していた倉敷隊の敗退については記した。②我々より後に入り追い越して行ったドイツ人(単独、シェルパポーター付)は簡単に登頂し降りてきた、③我々と同時進行の法政大学OB会(5人、平均年齢は70才?)は2人がサミット、3人は敗退、④我々の後に入った大阪の夫婦はテシラプチャ峠で敗退、などで我々は天候にも恵まれラッキーであったといえる。
5月1日 ルクラ~カトマンズ
5月2日 カとマンズ
5月3日 カトマンズ~ポカラ(バスで7時間、1,600円)
5月4日 ポカラ~カトマンズ(飛行機で27分、8,000円)
5月4日~6日 カトマンズ
5月7日 カトマンズ発
5月8日 帰国
帰国して丁度1ヶ月が過ぎた今、この山旅を思い出してみるとアタックで頂上に向かい苦しかったことや多少不満に思ったことなどは徐々に忘れて楽しかったことを鮮明に覚えている。人の記憶はつくづくよくしたものだと思いながら登頂記を書き終えることができた。