2022年8月5日(金)夜〜7日(日)
【メンバー】CL EH、SL TS、KM、DT、HM、WT 会員6名
【行程・記録】64期 EH
■8月5日 天候:晴れ 20:00 京都駅八条口=24:20 道の駅「安曇野松川」
■8月6日 天候:曇り/夕方から雨 06:00 安曇野松川=6:40 テレキャビン駅 07:30~09:20 小遠見~09:45 中遠見~10:30 大遠見~13:40 五竜山荘テン場
■8月7日 天候:晴れ/午後より曇 04:40 五竜山荘テン場~05:45 五竜岳~06:40 テ
11:00 唐松岳~12:00 丸山~12:55 大池~13:40 リフト乗り場
【記録・感想】64期 EH
一度は行ってみたいと思いつつ、岩場を恐れるあまり機会がなかった白馬の南の山群ですが、比較的マシそうな唐松-五竜なら何とかなるかもと思い、チャンレンジすることに。
前週の甲斐駒例会と引きづっているようなメンバー構成で、登りも下りも宴会も楽しめそうです。
今回も甲斐駒に続き、直前に天候が不安定に。北陸では川の氾濫等も発生しているようで、どうしようか という話もありましたが、今回は全く躊躇なく「決行」。こちらには晴れ大明神と晴れ晴れ教の教祖が揃っており前週に相性も確認済ですので、気にせず行きましょう!
とは言え、当日朝はこれでもか!という曇天(笑)。まあ徐々に良くなるでしょう。
遠見尾根は長くてキツイと聞いてましたが、どちらかというと風が通らないことによる「暑さ」がきつかったです。やせ尾根や鎖場、登って下って、雪渓やお花畑もあり、あまり退屈することなく楽しく登ることが出来ました。
昼過ぎに小屋に着くと、テントの申し込みと同時にビールをチェック!冷えてそう!美味しそう!爆速でテント設営し、小屋前のテーブルで冷え冷えビールで乾杯。DTさんの高級プレミアムビールは冷えすぎて凍っていたため、出来る限り飲んだ後で新品に交換。
そのままワイン、日本酒が乱れ飛び、食当のKMさん渾身の具沢山キーマカレーもほぼ酒のあてとなり、数時間にわたる宴会が終了。今回初使用となるモンベルのステラリッジは早寝組、知床は継続宴会となりましたが、雨足が強くなり、ほどなく宴会も終了です。
夜中は雷を伴った大雨となり、トイレに行ったDTさんが戻れないといった問題もありましたが、その分翌朝はぴーかん!一時間ほど登りで山頂となりましたが、晴れ渡った景色を眺めることが出来ました。
今回は私の希望(長野県の推奨による)で全員ヘルメットを持参頂いたのですが、空いた岩場をヒラヒラと越えていくWTさんを見ながら「要らんかったかも」と反省しました。
テン場に戻って朝食の後、晴れ空のもと唐松へ向けて進みます。初めは遠かった唐松も徐々に近づいてきて、アッと言う間に牛首。五竜の登りの方が岩場としては嫌なとこだった気がします。トップのTSさんの励ましと絶妙のペースメイクに引っ張ってもらい、岩場も難なく終了し、唐松の小屋へ到着。ここからは空荷で唐松岳山頂を目指し、こちらも晴れ空のもと、難なく山頂へ到着。ただガスが濃く、時々五竜や白馬がちらっと顔を見せるだけ。。残念ですが、仕方なし。
下りの八方尾根はたまに見える不帰の剣や巨大な雪渓(扇雪渓等)以外単調なルートですごく疲れました(笑)。長いだけになおさら辛かった気がします。
残念ながら八方池でも景色が望めないまま池山荘まで降りてリフトで下山。
HMさん曰く、週末のスキー場の最終リフトに取り残されて、事件が起きるB級映画があるらしく、その話で大笑いしている間に下山完了。しんどかったけど終わってみるとすぐでした(毎回思いますが)。
今回もメンバーと天候と料理と酒と景色に恵まれた充実した山行でした。御一緒頂いた皆さん、ありがとうございました。
【感想】56期 DT
二週連続のアルプス山行で、今回も出発前に天候が心配されましたが大きく崩れることはなく、まあまあの天気でした。遠見尾根は曇りで視界はほとんどありませんでしたが、その分暑さが抑えられ助かりました。翌日の五竜岳登頂時は快晴で絶景を堪能でき、改めて皆さんの日頃の精進のおかげと感謝した次第です。今回は食担がKMさんになり作っていただいたキーマカレーは絶品でした。おかげでお酒が進む進む。皆さん重さに負けずお酒をボッカしていただき私が一番多く相伴にあずかったのではないでしょうか。改めてお礼申し上げます。
EHリーダーお疲れ様でした。ご一緒いただきました皆さん山行を盛り上げていただきありがとうございました。
次はどの山で皆さんと美味しい食事とお酒をご一緒できるのか楽しみにしております。
【感想】53期 TS
先週の南アルプスに引き続き、今週は北アルプスの五竜岳から唐松岳縦走例会に参加して来ました。
テレキャビンとリフトでいっきに1500mまで上がり、そこから延々と続く遠見尾根を進みます。今回はリュックが肩に食い込みます。時折上を見上げると五竜や鹿島槍は、ガスの中でした。白岳直下までたどり着き、最後の急登をあえぎながら這い上がり漸く五竜山荘が視界に飛び込んで来ました。
テン場は思ったいたほど込み合っていなく、「知床」と「まだ名前がないモンベルのテント」を並べて張り、テラスに移動後「五竜居酒屋」が開店。先ずはビールで乾杯。その後は夕食の野菜たっぷりキーマカレーをあてにワイン。しめは日本酒にて閉店。因みに先週の北沢峠では生ビール大が700円でしたが、こちらは350mの缶ビールが700円です😢
翌朝はご来光を眺めながら、鎖場を進み、五竜岳のピークを踏む事ができました。テントを撤収していると五竜山頂はガスに包まれて行きました。
テン場をあとに、牛首の鎖場を抜け、ようやく唐松岳頂上山荘に到着し緊張が解けました。唐松岳山頂を踏み、今回は通過しない不帰の瞼を目に焼き付け、記念撮影もそこそこにして、八方尾根を一気に下山。途中の八方池では残念ながら湖面に映る雄大な白馬三山の姿は見れませんでしたが、「不帰、八峰の両キレットを避けつつ、北アを楽しみたいと思います。」と案内されていた通りの楽しい縦走でした。
ご一緒頂いた皆様ありがとうございました。
【57期 WT】
数年前の残雪期に訪れて敗退してから、ずっとピークに登ってみたかった五竜岳。夏の縦走として企画いただいた事を知り、すぐに申し込みました。遠見尾根は文字通り長く、暑く、景色もガスで真っ白。汗が目に沁みました。何度もめげそうになりましたが、明るいメンバーのみなさんに気持ちを引っ張っていただき五竜山荘のテンバへ。到着後のビールにワイン、日本酒での大宴会、美味しいキーマカレーは疲れた身体に沁みました。長い登り道の疲れが癒されました。翌日はピーク時のみガスが晴れる、奇跡的な天気!特に五竜岳のピークは快晴で、朝焼けの雲海が大変美しかったです。
久しぶりの夏の縦走はメンバーの皆様のおかげで、大変充実した楽しい二日間となりました。
リーダーのEHさん、ご一緒くださったメンバーの皆様、どうもありがとうございました。