京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

NO.3047 比良55-13 山小屋ボッカ

2010年10月2日(土)~3日(日)

歩荷のクリア、おいしい食事とお酒、楽しい掛け合い、全てが自分にとって楽しい経験とさせて頂きました

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【参加者】CL秋房伸一、富岡慶子、堤潤、辻春見、(食当)亀島文子、高橋秀治、吉川彩(体験)会員6名、体験1名、計7名

【天候】2日晴、3日曇

【記録】2日:ロッジ前9:30→荒川峠登山口11:10-40→荒川峠13:50→14:05大橋別れ→14:20水晶小屋

3日:起床5:00、出発6:40→登山口8:15→(湖西道路・山中越)9:10荒神橋

 

 荒川峠登山口で共同装備や食料・飲料を分配し、ボッカ参加者のザック重量を計測。辻21kg、亀島16kg、高橋22kg、秋房21kg。ビール類も多く、富岡や堤にも十二分に協力してもらう。

 ボッカペースで歩き、水場と稜線到達地点で小休止をとる。

 小屋にはトレランで武奈ヶ岳に登ってきた野沢と竹田が既に到着しており、薪作りに奮闘されていた。

 今回、合流参加者を含めての食当を亀島にお願いした。

 食事の時間になっても、口深谷遡行後に合流予定の小松、T、本田がなかなか来なくて心配したが、薄暗くなるギリギリの5時半頃到着。事前の山行届け通りの行動で、何の問題もなかったことを知る。

 メンバーが揃ってホッとしたところで、11名(富岡は所用で下山)の大宴会が始まった。

 翌日は装備点検会に合流するため、5時に起床し、余裕で間に合った。

 皆でボッカし、小屋を体験し、山で美味しい食事をするという当初の目的を達成することができたと思う。

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写真:小屋に到着

 

【感想】50期 堤 潤

 今回も申し訳ないと思いつつ、50リットルのザックで参加。軽めの荷物で小屋に楽々到着。僕は50以上のザックを持っていないのです。すいません。

夕飯は賑やかな亀島さんが用意してくれたご馳走。ボッカしていただいたビールとともにすっかり酔っ払ってしまいました。寝る前の焚き火を見ながらの時間はいろんな事を考えて、なんだか気持ちよかったです。

朝は本田君と2人で先行して下山。スタコラ走って気持ちいい汗をかきました。

秋房CL、参加のみなさんありがとうございました。

 

【感想】53期 亀島文子

食料とビールのボッカ。気分的に軽い。

水晶小屋に着き、うわさに聞いていたが屋根と壁には穴が開き、土台はぼこぼこ腐れ今にも倒れそうに傾いている。楽しい山での食事、飲み会。山での気がねいらない小屋の存続の為に何とかせねばーいかん。修理Gメンの立ち上げ会を期待したい気持ちです。楽しいボッカ有難う御座いました。

今回の食事は秋食。秋刀魚塩焼き、焼きいも、焼きなす、焼きそば、きのこ汁

 

【感想】53期 辻 春見

 今回、又歩荷に挑戦させていただきました。

前回はバテにより、皆さんのペースを遅らせてしまったトラウマもあり、少々不安でしたが、CLの絶妙のペース配分により、何とかクリアさせて頂きました。

(一説によると、事前のしつこいほどのゆっくりアピールにより、仕方なしに付き合ってくださったという話もありましたが…)

 その後の水晶小屋泊りは初めての経験で、後から合流された若手の方々の参加により、ゴロっと雰囲気が変わりました。食事のお世話を頂いた亀島さんの手際の良い仕切り、若い方々との掛け合い、楽しくおいしい食事を頂くために、皆さんのそれぞれの役割遂行の姿勢を学ばせて頂きました。

 歩荷のクリア、おいしい食事とお酒、楽しい掛け合い、全てが自分にとって楽しい経験とさせて頂きました。アップして頂いた写真を見ても、笑っている場面ばかりの写真しかありません。計画頂いたCL、食事のお世話を頂いた亀島さん、ご一緒させて頂いた方々、本当に楽しい例会をありがとうございました。

 

【感想】体験 吉川 彩

 今回、体験で参加させて頂きました。

ついていけるか心配でしたが、皆さんのボッカのペースが、ボッカしていない私には丁度よく歩くことが出来ました。

 心配していたお天気も良く、稜線から琵琶湖も眺められて、翌朝の濃い霧も幻想的な風景でした。

そのまま絵になりそうな趣きのある水晶小屋で、久しぶりに焚き火を囲みサンマや焼き芋など秋の味覚を沢山頂いて、楽しい時間を過ごす事が出来ました。個人山行ではできない貴重な体験でした。

この機会に京都比良山岳会に入会させて頂きたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します。

 

【感想】53期 高橋秀治

 50歳を過ぎ、今まで過ごしていた環境が変わり、ふと気が付けば山歩きを始めていました。しかし、もっぱら演習林の中ばかりを歩いており、やはり山歩きの基礎から教えてもらいたいと思い、比良山岳会に入会させて頂きました。

 初めての集会で耳にした言葉が「ボッカ」です。ボッカて何?から始まった例会選び。

 比良山岳会と言えば、水晶小屋という事で、「水晶小屋泊」を初めての例会に選びました。

いきなりのボッカ参加と言う事で、リーダーの秋房さんには、ご心配を掛けた事と思います。しかし、快く相談に応じて頂き、先ず、65㍑のザックはいりますとの事で、いきなりザック選びから始めました。また、2㍑のペットボトルは3本は用意して下さい等、当日までに準備だけで大忙しです。

 テンションは上がりぱなしで、当日の朝を迎えました。朝からご近所の目を気にしながら、65㍑のザックを背負い、ロッジ前へ行き、3台の車に便乗して、荒川峠口へ、途中車窓より比良山系を見上げて「ナラ枯れ」の木立の多さを見て悲しくなりながら、いよいよ待ちに待ったボッカの始まりです。

20㌔強を背負うのは未知の経験ですが、リーダーの気配りで、何とか目指す水晶小屋に到着。

ボッカをやり遂げた解放感で、ビールを口に流し込んだ途端に気分はハイテンション、亀島さんが夕食の食材等を準備して頂き、こんな所で「焼きさんま等」を食べられれるとは思いもよらず、そこに口深谷遡行された小松さん、Tさん、本田さんが到着、さらに酔いが回わりと夢のようなひと時でした。

しかし、水晶小屋で一緒に寝た皆様にはいびきでご迷惑をお掛けいたしましたが、本当に楽しい時間を皆様と共有でき、ありがとうございました。

 

【感想】52期 秋房伸一

 今回は小屋が初めてというメンバーも多かったのですが、山岳会に入会して、単独では出来ない山の楽しみ方の一つとして今回の例会を位置づけていただけると幸いです。

 諸先輩の教えを請いながら、良き伝統を継承していければと思います。今回も食当の亀島さんには買い出しから事前の下ごしらえ、調理、片付けと、大変お世話になりました。個人的にも、そのあたりのことも学ぶ必要があると思いました。ありがとうございました。