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京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

[個人山行]京都百名山シリーズNo.10 赤岩山  平成28年11月20日(日)

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写真1: 赤岩山頂域の芝広場には赤岩権現の大岩がある

 

赤岩山(694m)舞鶴市宮津市の境にあり信仰の山として山頂に赤岩権現の大岩がありご神体とされ、一つ一つ名前の付けられた大岩が点在している。山頂付近からは天橋立丹後半島が望め、由良ヶ岳も望むことができる。杉山へかけての稜線は樹齢300年の杉が点在する太鼓の森が広がっている。

 

【メンバー】 山本浩史L(車)、平川暁朗、船木徹 3

【行  程】 洛西口8:23=沓掛IC=(京都縦貫道)=舞鶴大江IC9:39西芳寺平集会所9:5310:16愛宕神社10:2011:14赤岩山11:4412:14宇野ヶ岳12:2512:41杉山~12:58杉山西峰~13:17杉山~13:34宇野ヶ岳~13:49林道下山路~13:54西芳寺林道終点~14:51西芳寺平集会所15:0215:31たかお温泉16:35=(京都縦貫道)=舞鶴西IC18:22桂川

【登山データ】 雨のち曇り 歩行12.1 4時間58 延登高750m 延下降750m 4座登頂

 

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1回から参加していた土井さんがドタキャンになった。船木さんが遅れ出発が20分余り遅くなった。舞鶴市に入った頃から雨が降り出した。先週と同じ舞鶴大江ICで京都縦貫道を降り舞鶴市西芳寺集落に向かった。集落の奥にある集会所に車を止めると先客が2台、集落の人の車ではないようなので登山者がいるようだ。雨具を着て害獣除けのフェンスを開閉して登山道に入った。

暫く進むと左手の山が迫り鞍部に到った。2.5万図にはこの稜線の先端に神社マークが標され、愛宕神社がある。立ち寄ってみようと稜線を南西に進むと道形は全くなく棘のある蔓草が行く手を阻み歩き辛いが上手く踏んづけて進んだ。下りに転じたのでもう何もないのかと思ったとき先頭を行く平川さんが朽ちた祠を見つけた。打ち捨てられてかなりの年月が経っているようで此処に到る道すら今や全く失われているようだ。

引き返して登山道に戻ると直ぐに林道が交差した。此処が案内板にある登山口Ⅰ”で林道を右に行けば林道植物観察コースで回り込んで再び登山道と交差する。その箇所は登山口Ⅱ”とされているが2.5万図には林道上部は描かれていない。急登となりP482の西側を回り込むように進んで西芳寺林道への分岐に達すると赤岩権現の鳥居があった。暫く進むと日本庭園のエリアへとに入り、手水鉢立てり岩と名付けられた大岩が散在し登山道も険しくなってきた。

登山道は山頂東側に回り込んで芝広場に乗り上った。舞鶴市宮津市の境界で北の方が開け栗田半島や天橋立がガスっぽくはあるが辛うじて望むことができた。この場所には祠などはないが赤岩権現のご神体とされる大岩があった。嘗ては修験道の行場とされ山頂にかけて木魚岩挟み岩等の一つ一つ名前の付けられた大岩奇岩が連続し赤岩山(669m)山頂に到った。山頂の覗き岩からの眺めは素晴らしだろうが今日は雲を纏った由良ヶ岳(648m)が辛うじて見える程度だった。心配された雨も西芳寺集落を歩き始めた時だけで何時の間にか止んでいた。ゆっくりと昼食休憩を取り、更に西への稜線を進んだ。

80m程下降し登り返しが始まった処に西芳寺林道への下山路の分岐があった。此れから宇野ヶ岳、杉山、杉山西峰まで足を伸ばし戻ってきて此処を下る予定だ。宇野ヶ岳に近づくと原生林に杉の大木があり、広葉樹に混じって気持ちよい稜線歩きが楽しめた。宇野ヶ岳(694m)に達すると地元宮津市9人グループが休憩中で大江山まで2回に分けて縦走すると云う。集会所にあった2台の車の主であった。山頂からは天橋立が素晴らしく、日本三景の中で最も美しいと確信した。そして山頂標識には舞鶴市の最高峰であると記されていた。

先行した9人組を追い抜き、杉山を目指した。この先も樹齢300年を超えると云う大杉が素晴らしく山名は将にこの大杉群から来たものだろう。なだらかな稜線を進み杉山(697m)山頂に達すると、手書きの山頂標識があり、今日の最高峰であるが展望は得られなかった。更に進んで杉山西峰(650m)まで来た。山としてあまり認識されていないかもしれないが650m標高点でこんもりしたピークで「火の用心」の赤い標識のある所が山頂だが、山名を示すものはなかった。山頂の東側は樹林が薄く杉山本峰の姿を望むことができた。

引き返すと宮津9人グループと再び遭遇し展望のなかった杉山は通過し、少し下ると北側の開けた所があったが見るほどのものはないだろう。展望が少しでも良くなっていることを願って宇野ヶ岳に戻って来たが状況は同じで暫し休憩した。先ほどの西芳寺林道への下降点まで戻り、稜線と別れた。林道終点までは400m5分程で達した。後は3.8㎞の林道歩きで西芳寺集会所へと戻る。途中林道越しに雲に纏わり付かれた赤岩山が望めた。墓地を左に見て回り込むと林道にフェンスがあり、獣除けで開けて通るのだろうと思ったが、錆び付いて開かない。下部は土が被り、長年通行されていない状態で頑丈なのを幸い、乗り越えて西芳寺集落へと戻ってきた。

今日の立寄り湯は先週と同じたかお温泉光の湯”(\720)で、舞鶴市街地を避けて真壁峠を時間短縮した。再び雨が降り出し京都縦貫に乗って帰京の途に就いた。京都に戻ると雨の降った気配は無かった。

 

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写真2: 赤岩山(669m)山頂にて

 

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写真3: 西芳寺林道から雲に隠れた赤岩山(669m)を望む