京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

[No.3298]和気アルプス

穂高山、涸沢峰、剣峰、そしてカニのヨコバイ、カニのタテバイなど、本物のアルプスに行ったかのような名前が一杯でわくわくしました。

130526和気アルプスカニのヨコバイ*

写真:カニのヨコバイ

[No.3298]和気アルプス 2013年05月26日(日)

【参加者】L奥野淳子 辻野喜信 西田和美 鹿嶽眞理子 小西幸一郎 (会員5名)

【天候】晴れ       

【記録】

56期 小西幸一郎<行程>10:15JR和気駅→10:40和気富士山頂→11:05烏帽子岩→11:20エビ山→-11:30岩山→11:45前ノ峰→11:50間ノ峰→12:00穂高山(20分間昼食)→12:25涸沢峰→12:35竜王山→13:00和気中学校→13:50チンネの頭→14:05東尾根分かれ→14:15神ノ上山山頂→14:35まよいピーク→14:45剣峰→14:55ザイテングラード→15:30新町登山口→15:45鵜飼谷温泉→17:05JR和気駅

130526和気アルプス集合写真

       神ノ上山山頂

<記録&感想>

初夏を思わせる気候のなか、初めて例会に参加させていただきました。新幹線以外のJRでここまで遠出するのも初めてのことで、高揚感に包まれながら電車に揺られるのもいい感じでした。10時7分に和気駅に到着し、まずは最上稲荷の登山口から和気富士へ向かいました。その後、烏帽子岩、京都以外で初めて見た和文字焼き?の観音山、穂高山、竜王山、チンネスラブ経由で神ノ上山、そしてザイテングラードから下山、鵜飼谷温泉で汗を流し、和気駅から帰京しました。岩場もあり素晴らしい山行となりました。奥野リーダーを始め辻野さん、西田さん、鹿嶽さんと楽しく過ごさせて頂き、また読図までお教えいただき感謝の気持ちでいっぱいです。最近モヤモヤしてたのが、気持ちのよい汗をかくことでスカッと出来ました。ご一緒させていただいた皆様本当にありがとうございました。

【感想】      53期 鹿嶽眞理子

ちょっと遠方でしたが、なかなか変化に富んで、楽しい山でした。穂高山、涸沢峰、剣峰、そしてカニのヨコバイ、カニのタテバイなど、本物のアルプスに行ったかのような名前が一杯でわくわくしました。スラブはかなりの傾斜でこんなとこ登れるのかしらと思いましたが、でこぼこした足がかりのしっかりした岩で、思いのほか登りやすいでした。また行ってみたいと思わせる山です。ご一緒いただいた皆様、ありがとうございました。

【感想】       40期 西田和美

 中学3年生の時、担任の先生が和気町出身の先生で、『和気富士』の話を聞いたことがありました。和気アルプスの地図を見るまで和気富士が和気アルプスの山の一つとは知らず、青空に映えるミニ富士山を見て、「これか!」とちょっと感動しました。それどころか、和気アルプスには槍や剱、穂高まであって、まったく凄い所でした。ザイテングラードから見えた溜め池は、きっと大正池とか明神池と呼ばれているにちがいないと思いました。

130526和気アルプス岩場

   ザイテングラードの岩場

【感想】       36期 辻野喜信

天候にも恵まれて快適なミニ「アルプスの岩稜歩き」を楽しみました。アルプスの岩場などを模した名前も面白かったです。25年前は展望無しだった神ノ上山は西を除いて遠くまで見通せました。当時、山頂を探してウロウロしたことがウソのようです。ただこの間の脚力の衰えは確実で、夏山を目指して努力の必要を痛感した山行でもありました。

【感想】      50期 奥野淳子

 「チンネ」という名前につられて和気アルプスを歩いて来ました。予想以上の暑さと照りで、スラブの上で日干しになりそうでしたが、元気で楽しい皆さんと和気「アルプス縦走」の一日を過ごすことが出来ました。道や道標が整備されていて、読図の練習も安心して楽しめそうです。