NO.3303 比良中谷αルンゼ
アルファルンゼは、ロープを使ったかんたんな登攀・懸垂下降・浮き石だらけの急傾斜の歩行という要素があり、春に沢登り初めてという初心者が練習をするのには、確かに適しているのかもしれない。
動画はリンクをクリック2013αルンゼ動画
[NO.3303]比良中谷αルンゼ
【参加者】CL AT SL秋房伸一 上坂淳一 辻 博史 粟田直和 亀島文子 由良俊夫 会員計7名
2013年6月16日(日)
【行程】
アルファルンゼ取り付き08:40→クロトノハゲ12:00→同ルート下降→アルファルンゼ取り付き14:40
動画もごらんください(1080p画質で観ると綺麗です。)
【記録と感想】51期 AT
6月16日、比良の中谷にあるアルファルンゼを遡行。
この時期にアルファルンゼを訪れるのは今年でもう3年連続になるが、自分は決してアルファルンゼが好きというわけではない。
今年も、昨年度に続いてリードがフィックスロープを張っていき、パーティーの最後尾がフィックスロープを回収することによって、遡行時間を短縮する作戦で例会を行った。
08:40にアルファルンゼの取り付き。
今回は粟田さん・辻博史さんのお二人に交代でリードをしていただき、12時にクロトノハゲに到着。
下山時は辻博史さんに懸垂下降ロープのセットをしていっていただいて、懸垂下降を幾度か繰り返しながら14:40に取り付きに戻った。
最後に上坂さんに、ピトンの打ち方及び抜き方についてレクチャーをしていただいて遡行終了。
谷中は終始苔で岩がヌメヌメして、気持ち悪い登攀。途中、鹿の死骸が落ちていて悪臭を放っていた。
天気も良かったせいで非常に気温と湿度が高く、クロトノハゲに出た時の日差しはもうすっかり真夏の様な強さである。
3年連続で参加してくださった秋房さんが「この時期は暑いようだし、来年はもっと早い春頃に来なければいけませんね」とおっしゃったが、来年も行くんですか!?
趣味趣向は人それぞれというか、いったい何がそんなに気に入られたのだろうか?
しかしアルファルンゼは、ロープを使ったかんたんな登攀・懸垂下降・浮き石だらけの急傾斜の歩行という要素があり、春に沢登り初めてという初心者が練習をするのには、確かに適しているのかもしれない。来年の秋房リーダーのアルファルンゼ例会、がんばってください!
皆様蒸し暑い中、お疲れ様でした。どうもありがとうございました。
【感想】53期 亀島文子
中谷アルファルンゼ始めての場所。
参加メンバーを見て、皆さんに付いていけるか心配。迷惑かけないよう頑張らなければ
Tさんに動画を取るようにカメラをあずかるが前の三人は姿が見えない程早い。
足場が崩れ、手でつかめば崩れる場所有り。苔で滑る場所有り。Tさんに出して頂いたお助け紐。たすかりました。
動画撮影、出発と到着だけになってしまいすみません。ロープももたず、我が身を持ち上げるだけで精一杯。無謀なチャレンジにご協力くださった皆様有難うございました。
【感想】56期 由良俊夫
しっかりしたホールドがあったり、ボロボロだったり、ツルツルだったりするいろんなパターンが楽しめる岩登りでした。又、上坂さんからロープワーク、ビレイ等御指導いただきレベルアップ出来ました。Tさん、皆様有難うございました。
【感想】54期 粟田直和
昨年に引き続きのαルンゼ、前回は初めての例会参加というのもあってビビりまくっていた感がありましたが今回いざ目の前にしてみると「ロープいらんぐらいやな〜」と思うほど緊張感は無く、登るたびにストレス解消されるようでさくさく登らせていただきました。行く先々の風景もほとんど覚えていて「俺の記憶力もまんざらではない」と関係の無い事ばかり考えながら登っていたように思います。梅雨の晴れ間で蒸し暑さに参りましたが頂上での木陰で食べた昼ごはんは涼しくて気持ちよく思わず昼寝しそうになりました。
最後に上坂さんにビトン打ち、抜きの講習をしていただきとても勉強になりました。有難うございました。
ご一緒していただいた皆様、有難うございました。
【感想】52期 秋房伸一
アルファルンゼ、冒険心をくすぐる何かがあり、今年もTさんにお願いして例会を組んでもらいました。比良の普通の登山道では絶対味わえない世界があります。普通、同じ道のピストンというのは乗り気がしないものですが、アルファルンゼは登ったところを、そのまま降りるのが、また楽しい。スピードも意識しながら実践的に進む、よいトレーニングになると思います。クライミングではなく、水の無い沢登り。水で冷えることがないので、また行くとしたら、沢はじめの前のトレーニングに有効かと思いますが、賛同してくれる人がいるのか心配。よろしくお願いします。Tさん、参加の皆さん、ありがとうございました。