京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3763  創立60周年記念祝賀パーティ

2018年11月10日(土)〜11日(日)

f:id:hirasankun:20181216222747j:plain

祝賀会CL:59期 江村一範、参加者計23名

【場所】ガリバー青少年旅行村(高島市

【記録】59期 江村一範

60年前の11月7日、比良山の望武小屋で意気投合した若者たちが、街に降りて山岳会を作りました。
それが今日の京都比良山岳会の基礎となり、当会は今年で創立60周年を迎えました。

 

それを記念して11月10日(土)に60周年記念祝賀パーティを執り行いました。場所は比良山麓ガリバー青少年旅行村(高島市)。
ガリバー村はキャンプ場とバンガローやロッジなどを備えた施設で、
今回は30人収容のロッジを一棟借りました。10年前の50周年の時はホテルで祝ったらしいのですが、
今回はパーティの列席者が自分たちで作って自分たちで食べる山岳会らしいスタイルです。

 

昼過ぎに堅田駅に集合し、食料とお酒の買い出しをしてから、14時にはガリバー村へ移動。
ロッジにバーベキューテラスが併設されているので、そこをパーティ会場にしました。
台所があるので参加者の皆さんに協力して頂いて晩御飯の仕込みをしました。
今宵のメニューは高級焼肉・極上おでん・至高の焼きそばをBBQエリアで作り、
その横で穐月さんの手により特製パエリアと燻製を作っていただきました。

f:id:hirasankun:20181216222920j:plain

(写真1 パエリア)

燻製はダンボールで簡易に箱を作って燻すのに驚きましたが、ちゃんと燻製になっていました。流石です穐月さん。

16時半頃、料理の仕込みががほぼ終わったのを見計らい皆でBBQテラスに集合。
プロジェクターで写真を投影し、比良山岳会の創立から今日までの歩みを振り返りました。
スライドの最後には皆でカウントダウンをして、60周年記念に作成した会旗を披露しました。
中尾会長に話をして頂いた後、当会相談役にして岳連会長の四方さんの発声により乾杯し、祝宴スタート。

f:id:hirasankun:20181216223030j:plain

(写真2 パーティの様子)

最初の余興にじゃんけん大会をしました。
賞品は江若交通のオリジナルグッズ「やわらか凸凹MAP【比良登山編】」です。
やわらかい塩化ビニールでできた地図で、
地形の凸凹がそのまま隆起してるので、比良山の地形がよくわかります。賞品を選びながらこれは自分でも欲しいと思ったものです。
じゃんけんは2回で決着が付き、凸凹MAPは勝者の土井さんがゲットしました。

 

その後は、みんなで地声カラオケ。
昔の山では山の歌をテントの中で歌ったりしていたものの、最近では歌う機会が少なくなったという先輩の声を受けて企画したものです。
「山男の歌」から始まり、皆で歌いやすい「あの素晴らしい愛をもう一度」や「琵琶湖周航の歌」を合唱しました。
皆さん照れくささももあって、最初はなかなか声が揃わなかったのですが、山形さんに音頭をとってもらいながら段々と皆の声は大きくなり、
最後の「東京VICTORY」を歌う頃には大合唱になっていました。

f:id:hirasankun:20181216223151j:plain
(写真3 イランダンス)

締めくくりにイランダンスを踊ってみようとイラン出身のニカンさんを見本に皆で踊りました。
近くの空き地に移動して、暗闇の中ヘッドランプをつけて陽気なEDMのビートに合わせてイランダンスを踊る老若男女は異様な迫力でした。
他のお客さんの迷惑にならないように19時にはイランダンスは終了しロッジに戻ります。
その後は、バーベキューテラスで炭火を囲みながら、昔の山岳会の様子や山の話で静かに盛り上がりました。
この日は疲れた人からロッジの寝室に戻って自由に就寝。テントと寝袋もいいけどやっぱり布団はありがたいなと思いながら眠りにつきました。

f:id:hirasankun:20181216223228j:plain

(写真4 イラン風オムレツとチャパティ

翌日の朝食はニカンさんの手によるイラン風オムレツとチャパティ。卵なのに餡のように甘く、不思議な食感で美味しい。YKさんのチャイと合わせて、多国籍な朝食となりました。

 

この日は武奈ヶ岳へ向けての集中登山。3パーティが八淵谷(谷筋・尾根筋)とイン谷から別々に出発し、
比良山岳会結成のキッカケとなった望武小屋跡で集結し、武奈ヶ岳に皆で登って旗を掲げる計画です。
登らず帰られる会員の方もいるので、そこで解散となりました。

f:id:hirasankun:20181216223318j:plain

(写真5 宿泊したロッジ)

今回私が祝賀会の幹事をするにあたり、多くの先輩や仲間達に相談に乗ってもらいました。
中尾会長や集中登山CLのYKさんらとガリバー村やルートの下見に付き合って頂いたり、
皆さんの助けを借りて開催を終える事ができました。
10年後も今いる仲間達と元気に70周年を迎えたらなと思います。

(了)

f:id:hirasankun:20181216223348j:plain
(写真6 厳寒の広場にて集合写真)

【感想】6期 四方宗和
60周年記念行事として躊躇なく参加をいたしました。四代目と六代目の会長として 都合10年にわたり務めさせていただいた私にとりましては参加が当たり前と云う感じでした。
参加して見ると20数名の集まりは懐かしい古い期の者と新人の人達で丁度活躍中の
50期あたりの方が少なかった印象を受けました。
山岳会と云う集合体は人それぞれにとって意味合いが違うと思います。私にとっては
①若さの発露であり、②青春であり、③結婚・妻、子供たちを一緒に育ててくれた場であり、④会社勤めの合間を癒してくれた場であり、
⑤組織運営のトレーニングの場でありと人生の様々の場を切り取れる場でした。
その様な会の60周年 (そのうち55年を在籍してますが)の集まりは私にまた楽しい時を与えてくれました。 穐月前会長のお得意「燻製料理?」、相変わらず口の減らない梶巻君の「焼きそば」や 久しぶりに山の歌を存分に歌ったり、若い期の方には申し訳ないですが昔は良く歌ったんです。 またニカンさんに実演指導いただいたクルディスタンダンスをみんなで踊ったりの愉快な一夜でした。 そろそろ山に行くのがおっくうになりかけた私に山の匂いを思い起こさせる一日となりました。


【感想】25期 穐月大介
60周年の祝賀会は私にとって嬉しいことがいっぱい有りました。
・中学からの古い友人24期 梶巻や、同じ八田一味の28期 細見さんたちと昔みたいにご一緒できたこと。
・子狸囃子を作って以来途絶えていた「山で歌を歌う」と言う伝統がこの夜は復活したこと。
・ずっと気になっていた「風間、八田元会長のケルン」にみんなでお参りできたこと。
・イランダンスが踊れたこと。
チャパティが食べられたこと
・元会員の八杉さんが武奈の上でわざわざ待っていて下さったこと。
・武奈の頂上で会の旗がみんなの注目を集めていたこと。
・祝賀会に合わせたように天気が良くて紅葉が綺麗だったこと。
・「亜麻色の髪の乙女が羽根のように彼の元へ駆け下りる」のを本当に見られたこと。
等々まだまだ有ります。 皆さんほんとに有難うございました、楽しかったです。

 

【感想】25期 伊藤正子
久しぶりに参加しましたが、歌ありダンスありご馳走ありと盛り沢山でとても楽しかったです。山で集まり人で繋がって会が続いて行くんだなあと思いました。
お世話いただきました役員、実行委員の方々ありがとうございました。


【感想】59期 山形真知子
食事も歌もお酒もすべてが楽しい一時でした。 中でもニカンさんと踊ったイランダンスは、お酒の力も借りて 楽しく踊って居たのに、誰かが「山形さんのは阿波踊りや」 とのたまう。納得はしたものの、少々悔しさが残る。 それでは、70周年には、私が阿波踊りのリーダーでも
しようかな? と、秘かに誓ったのです。

 

【感想】56期 土井司
楽しい時間をご一緒でき、ありがとうございました。手の込んだ食べ物や趣向をこらしたアトラクションなど新緑祭とはまた違って楽しませていただきました。また素
晴らしい商品を戴いたり、歌を歌わせていただいたり、少しチームKが幅をきかせすぎた感はあります。今後、素敵な仲間がさらに多く集い活発な活動をおこなっ
て70年80年とより一層盛り上がっていくことを願っています。

追記:ニカンさんのダンスは素敵でした。

 

【感想】60期 YK
シシャモの薫製、イラン風オムレツ、モモンガのもん助、東京VICTORY と山の歌、ヘッドランプとイランダンス、3人に2人が落ちる川、ケルンでの追悼式、そしてたき火と山談義。とてもよい思い出ができました。また皆さんとこのような機会が持てればよいなと思います。