京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

No.3784 霧氷バスで三峰山へ

2019年2月24日(日)

【メンバー】
小泉賀奈子(CL)、船木佐織、波佐場春香  計3名

【行 程】
2月24日(日) 晴れ
9:15近鉄榛原駅バスターミナルよりバスに乗車=(奈良交通・霧氷バス)=10:06みつえ青少年旅行村10:17~登山口~(登り尾コース)~11:00展望小屋~11:55避難小屋~12:31△三峰山山頂12:58~13:03八丁平~13:30避難小屋~14:10不動滝~登山口~14:35みつえ青少年旅行村15:00=(奈良交通)=15:50近鉄榛原駅、解散      

 

【記録】 52期 小泉賀奈子

 期間限定で運行している奈良交通の霧氷バスで、まだ行ったことのない三峰山に行こうと思い立ち計画した。連日の気温の高さに、期待はできなかったのだが、それでもたくさんの登山者が訪れていた。みつえ青少年旅行村では霧氷祭が催されていて、抽選用紙に名前を書いた。何が当たるか当たらぬかは下山後のお楽しみに。

 登山口から登り尾コースを歩いていくが、雪はほとんどなかった。気温も暖かかったので、晩秋のハイキングに来ている気分。展望小屋を過ぎたあたりからは、雪が解けたであろうぬかるみがちらほら。足をとられないように進んだ。避難小屋付近で3人連れの男性と出会う。奈良在住の男性は、今期3度目の三峰山で、「1月と2月上旬に登った時は、たくさん雪があったのに、今日はすっかり無くなっている。」とおっしゃった。霧氷が見られたら、それはそれはメルヘンチックらしい。船木さんは以前にも訪れたことがあったそうで、霧氷をバックに撮った写真を見せて下さった。今日はずいぶん様子が違う。山頂付近に残っていたわずかばかりの雪を楽しんで、誰かが作った雪だるまを随所に見つけて、少しだけ雪の世界を楽しんだ。

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山頂付近に残る雪

 

 山頂からの見晴らしは良く、山々を望みながら昼食をとった。家族連れや団体さん、

デイキャンプを楽しむグループなど、思い思いの時間を過ごしていた。

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 山頂にて

 

 少し南へ下って八丁平へ。ここはなだらかな丘陵地で、とても気持ちが良かった。雪がある時期は白く化粧をした山々を望むことができ、5月にはシロヤシオの群生が見られることで有名なところ。深呼吸をしてきれいな空気を目いっぱい吸い込んだ。

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八丁平にて

 

 下山は避難小屋から東に下りて、不動滝コースへ。わりと急な斜面をひたすら下りて、やっと出会えた不動滝。近くまで行くと、水量が多く、とても迫力のある滝だった。水も澄んでいて、とてもきれいだった。その後はしばらく車道を進む。14:30の姫石の湯行きのバスはわずかな差で乗れなかったので、榛原行きのバスが出発するまで、霧氷祭を楽しんだ。ふるまいコーヒーにおでんなどの屋台、お酒や漬物などの物産。地域ぐるみで取り組まれていた。残念ながら、抽選には3人とも外れてしまった。お花の咲く頃にまた来たいなと思っている。

 

【感想】 55期 船木佐織

 とても暖かい日が続いていたので霧氷はありませんでした。毎年のように高見山地の山を登っていて、こんなことは初めてです。心の中で霧氷をイメージしながらの快適ハイキングにはなりましたが、八丁平からの展望も見事で楽しい山行でした。

三峰山は5月下旬になるとシロヤシオが見られるそうです。その頃にまた来てみたいと思える山でした。例会を企画してくださった小泉さん、いつも笑顔の波佐場さん、ありがとうございました。

 

【感想】 62期 波佐場春香
霧氷という言葉を初めて知り、ぜひ見てみたいと思い、参加しました。残念ながら今年は雪が少ないらしく、霧氷は見られませんでしたが、晴れていて気持ちのよい日でした!
広々として眺めの美しい八丁平には、5月にシロヤシオという花が咲くという話を聞き、ぜひまた訪れたいと思いました。
楽しい1日をありがとうございました!