京都比良山岳会のブログ

山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングからアルプス縦走までオールラウンドに楽しんでいます。

〈個人山行〉奥深谷沢登り

2016年7月3日()

【参加者】CL 52小松久 53期高橋秀治  57期WS

計3名

 

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四段の滝中間点

【天候】7月3日()曇り時々雨、時々晴れ

【記録】

7/3 6:30四条烏丸発=7:20坊村~8:45入渓13:00遡行終了点~14:40坊村

【記録】

 堂倉谷例会の練習として、鈴鹿の赤坂谷遡行、ツメカリ谷下降という定番ルートを検討していたが、日本海に北上していた梅雨前線がなぜかこの日に限って南下し、天候が読みきれなかったため、遡行終了後に渡渉があり、かつ、行程の長い上記コースは止め、いつもの奥深谷で練習することとした。

 入渓時はやや水が多いかな、という感覚だったが、CS滝は右側からも水が溢れかえっており、全体的に大水量の充実した遡行となった。

 奥深谷は上坂さん、松井さんにつれてきていただいて以降、もう、10回以上は遡行しているが、いつ来ても美しく、かつピリッとした厳しさも併せ持った秀渓だと思う。

 今回はWさんにもリード、巻きの練習及びセカンドビレイの練習をしていただき、パーティー全員でボッカ沢登りも出来、結果としては充実した練習となった。

 

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8m斜瀑

【感想】52期 小松久

 もう、どの順番でどの滝、どの淵が出てくるのか暗記するほど行っている奥深谷ですが、今回もその美しさに見とれ、その厳しさに打たれた遡行となりました。

 遡行するたびに新しい渓の一面に気づき、飽くことがありません。

 それなのに市内からアプローチわずか1時間程度で行け、遡行時間も4時間程度、とまさしく秀渓とはこのことを言うのではないかと思います。

 今回はメンバーも沢慣れた方々で、言うこと無しの遡行となりました。

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 ひょんぐり滝